A102

一筆地の考え方は?

一筆地

筆登録のポイント

1:筆界登録(親番):親番

計画前の境界の現況形状を入力 *用地測量での境界測量で得た測点を結線したもの

後に幅杭との交点計算、区画分割、及び面積分割を行う場合は、必ず親番で登録します

 

当該筆処理方法(5種類)の説明

全筆(地積更正) 求積表の出力 可

現況の境界がすべて買収にかかる場合

面積は構成点の座標から求めた実測面積を使用します

構成点のみの入力になります 分筆地番を入力しても無視されます

全筆(公簿面積)  求積表の出力 不可

現況の境界がすべて買収にかかる場合

面積は登記簿面積を使用します (土地属性の“登記地積”に公簿面積を入力)

構成点のみの入力になります 分筆地番を入力しても無視されます

分筆(地積更正)

現況の境界を分筆して買収する場合

残地求積に実測面積を使用

構成点・分筆地番を入力 構成点は入力しなくても作図は可能です

作図を実行すると分筆地番のデータを有効とし、構成点は無視されます

親番(実測面積) − 子地番(取得求積) = 子地番(残地)

分筆(公簿面積)

現況の境界を分筆して買収する場合

残地求積に公簿面積を使用 (土地属性の“登記地積”に公簿面積を入力)

構成点・分筆地番を入力 構成点は入力しなくても作図は可能です

作図を実行すると分筆地番のデータを有効とし、構成点は無視されます

親番(公簿面積) − 子地番(取得求積) = 子地番(残地)

隣接地

買収対象地の隣接地として形状のみを把握したい場合 求積はできません

面積・分筆の有無は関係なく形状のみの表示で、作図では結線データになります

構成点:現況の境界データを入力します

分筆地番

用地分割一連計算、または面積分割の計算を実行することによって自動的に作成・登録されます

計算により面積分割、区画の分割を行わない場合は、分筆登録で登録する子地番名を入力します

 

2:分筆登録(取得・残地):子地番

境界登録(親番)で登録した境界が分筆される場合、その分筆地の子地番、形状を入力します

 

分筆登録(取得・残地)の説明

現況の境界を分割したデータをそれぞれ入力します

通常、計算にて分筆を行わない以外は、分筆登録にて新規に子地番のデータを入力することはないはずです

親番のデータを、用地分割一連計算・または面積分割の計算を実行することによって自動的に作成・登録されます

*1用地分割一連計算・面積分割で指定する地番は、境界点登録(親番)全筆(地積更正)又は全筆(公簿面積)を指定して下さい

子地番名

*1の計算を実行すると自動的に設定されます (条件により変更可能)

*1で指定した親番の分筆地番に自動的に登録されます

求積区分

*1の計算を実行すると自動的に設定されます

[取得求積] [残地求積] [残地]の内どれかを指定します

[残地]を指定すると面積計算はされません 親番の“隣接地”と同じ扱いになります

構成点

*1の計算を実行すると自動的に設定されます

分筆後の区画データを入力します

親番の当該筆処理が分筆に指定されている場合、ここで入力したデータが有効になります

 

3:境界点登録(権利・地目):境界地番

境界登録(親番)の中に権利・地目の違う部分がある場合に入力

 

境界点登録(権利・地目)の説明

  • 分筆登録と同じように権利・地目ごとに区画の登録を行います
  • 境界(地目・借地・占有・地役)の線種は、各[作図条件]−[ sf2 筆界線]により設定し、その場合の境界点の判別は、[座標管理]−[点属]で行います
  • 境界点地番に分筆が発生する場合は、子地番を登録しておく必要があります
  1. 地番名:境界点地番名を入力 親番の分筆地番に登録して使用します
  2. 現況地目コード:この行で“項目”をクリックすると、権利コードの入力と切替可能です。入力するコードは、[割込処理]−[定義]−[地目コード]または[権利コード]で設定したコード番号を入力 スペースキーにて一覧選択可能です
  3. 構成点:各地目・権利ごとの区画を更正する測点を入力します
  4. 分筆地番
    • 各境界地番の中で分筆地が発生した場合、各子地番を入力してその子地番名を入力します
    • 親番の分筆地番には、境界地番を入力します
    • 境界地番の分筆地番には、子地番名を入力します

     

4:実務計算処理の入力例 用地丈量図の場合

【線形計算】

幅杭計算後、[補助処理]−[用地変換]を実行します

【一筆地】

  1. 用地分割一連計算では、子地番は入力できないので必ず、筆界登録(親番)で入力すること
  2. 当該筆処理は、どれを選択しても良いが、計算後分筆される筆は分筆、幅杭がかからない筆は隣接地として入力時に設定しておけば、後に変更する必要がなくなります
  3. 事前に設定がわからない場合、全て全筆の設定でもかまわないが、作図前に変更しないと用地分割一連計算で自動作成された分筆地のデータが使用されないため取得地の求積が出力されません

【用地分割一連計算】

[条件設定]

各計算後の設定ができるが、[作図データ]−[求積方法]の設定は取得地の求積方法を確認して設定しておかないと、作図時にエラーが表示せれる可能性があります

(○○○○が求積されていません)と表示 ○○○○は親地番

[作図登録]

  1. 用地関係図1(親)と用地関係図2(子)が選択できるが、用地関係図1(親)を選択すること
  2. 用地関係図2(子)を選択すると親番で登録されている隣接地が作図データに反映されないばかりか、分筆地にて残地として再度入力が必要となります
  3. 用地関係図1(親)を選択すれば隣接地で入力された区画が作図データに反映されないのは上記と同じだが、CAD編集に入った後で[ワーク処理]−[一筆地追加]を実行するだけで、CADデータが追加できます

【作図データ】

用地関係図1(親番)

  1. 図面名 作図ワークのワーク名を入力
  2. 図面種類(条件の選択)[用地丈量図][用地平面図][残地丈量図]の3種類より選択し、選択した作図条件が有効になる。図面内容も併せて変わります
  3. 親地番:用地分割一連計算で面積分割にかかった境界の地番名が自動的に入力されますが、隣接地として面積分割にかからなかった境界の地番名は、入力されない。隣接地の地番をここで追加すれば、作図はされるが求積はされません
  4. 結線ワーク名:結線ワークで登録したワーク名を入力することによって、境界データと一緒に作図することができます
  5. 隣接地番名:残地となる区画及び隣接地の地番名を入力します

親番に隣接地を入力した場合、もしくは残恥部分を結線ワークで作成した場合に、ここで地番名を入力することにより、作図の時に呼び出して配置するだけで済みます

 


A103

三斜面積計算書を 三斜法←→ヘロン で切り替えたい

三斜求積条件

1:区分三角形の計算方法 ヘロン三斜法←→三辺法(ヘロン) に切り替えます

   変更後、GR三斜を実行します

  1:の条件でGR三斜の計算方法を設定しています

   座標法の場合は、座標求積条件の計算方法を切り替えます

 

A104

一筆地より作図にはいると元のルートメニューに戻ってしまう

画面左下に表示されるメッセージを確認して下さい。

筆界ワークと分筆地ワークの混在した作図はできません。

区画作図を行う場合に、筆界と分筆のデータ両方をマーキングしています。どちらか一方にして下さい。

 

構成分筆数<2 地番[xxx]と表示される場合は、

筆界のデータを使って作図に入る時に表示される事が有ります。

筆界登録で、当該筆処理方法を分筆(公簿面積)・分筆(地積更正)を選択し、分筆地番に分筆地番名が2つ以上登録されていない場合に表示されます。

分筆を行っているので、元となる筆界のデータは2つ以上の筆に分割されている事が前提で処理を行っているからです。

データ検査を行った場合は、「構成地番数が2未満です」と表示されます。

 

筆構成点数<3 地番[xxx]と表示される場合は、

表示された地番を構成している測点の数が3点に満たない場合に表示されます。

構成している測点数が3点に満たない場合、面として扱うことができないからです。 


A105

求積表の倍面積がマイナスで表示される

一筆地データの入力が現場情報の[区画のまわりの設定]に従っているかを確認して下さい

従っていない場合は、測点の登録順序を変更するか、上記の設定を逆に変更するしか方法はありません 


A106

計算書に土地属性を出力したい

座標求積条件の土地属性の印字形式を[全体]に設定して下さい


A107

作図データの隣接地番名に地番を入力したが作図に入ると、その地番のデータを作図しない

作図ワークの隣接地ばん名は、ただ単に隣接地の地番名を入力するだけなので、隣接地を作図したい場合は、親番の所に他の地番と一緒に入力します

隣接地番名に入力した地番名は、CADに入ってから[図面整飾]−[隣接地番]で呼び出し、配置することが可能です

 

A108

[座標求積]円弧欠円面積の計算式は

S= R2/2×(中心角−Sin中心角) 


A109

[ HayperWing 現場読込]を実行した際、三斜データ(底辺・高さ)値が変わってきてしまう

データを読み込んだ時点でHayperWingとProWingの条件に互換性がないため、ProWingの条件が採用されてしまいその現象が起こってしまいます

対策:HayperWing側とProWing側の条件を合わせるようにします

(新規現場用標準条件に登録しておきます)

条件の変更があった場合は、必ずGR三斜を実行すること

HyperWingの[座標条件]−[距離の計算結果丸め]の設定が[フル桁]に設定されていないと、ProWingでは、内部でフル桁処理を行っていますので、設定がフル桁以外だと条件が合っていないために、計算結果に違いが生じます 


A110

一筆地データメニューの”面積”の所に”●”が表示されたがどういう意味なのか

表示するマークは3種類ある。それぞれの意味は、以下の通りです

 ○ :面積計算のみ行った場合、表示されます

 ● :面積計算を行わずに面積調整を行った場合、表示されます

 ◎ :面積計算を行って面積調整を行った場合、表示されます 

A111

三斜法の辺長と、座標法の辺長が合わない

座標求積条件にはない条件で辺長の丸目が設定されており、座標求積条件と連動していないために狂いが生じます

[座標求積条件]-[9.辺長の印字丸め] 少数3位・4舎5入
[三斜求積条件]-[7.倍面積を求める為の底辺丸目] 少数3位・切り捨て→少数3位・4舎5入

更に、つじつまを合わせるために、

[三斜求積条件]-[6.高さを求める為の底辺丸目] 少数3位・切り捨て→少数3位・4舎5入
[三斜求積条件]-[8.倍面積を求める為の高さ丸目] 少数3位・切り捨て→少数3位・4舎5入

と、上記条件も同じ設定に変更して下さい

 

A112

筆界(親地番)座標求積すると、”登録地番数2未満です”を表示する

当該筆処理方法の設定が分筆に設定されているが、同筆界ワークの分筆地番の項目には2つ以上の地番が登録されていない為に表示されます

作図に入っても、元に戻ってしまう原因と同じです 


A113

境界等のデータを描画すると、縮尺におかしな数字が表示され描画されない。

内部的に持っている縮尺等の条件ファイルが破損しています

境界のデータを1つ(どれでも良い)をマーキングして、”GR三斜”を実行して下さい(中に入るだけで、計算はしなくても結構です)

GR三斜を実行するだけで、内部条件ファイルは初期化され新しい条件ファイルが作成されるため、正常に描画されるようになります 


A114

土地属性のデータは、それぞれどこに連動するのか?

連動項目一覧表